カラクリスタ・テック

『輝かしい青春』なんて失かった人の技術系ブログです。

データ Wiki 作成には Scrapbox が良い

と、個人的には思っているので、その辺りを書く。

そもそもデータ Wiki とは?

以前のインターネット……と言うか、今でもちゃんと存在しますが、

AutoPagerize や LDRFullFeed のための、メタ情報 (site_info 等)

は、

に、ホストされています。

そして、こう言った wedata.net の様な Web サービスは、

データのための Wiki = データ Wiki

と言えるかと思うのですが、 そういったデータ Wiki を運用するのには、

が、今後は良いんじゃないか? と思ったのが今回の話です。

何故 Scrapbox でデータ Wiki なのか?

これは、基本的には下記の理由に拠ります:

  • Scrapbox では、ページからコード片だけを出力出来る
  • Scrapbox では、コード片以外にも、色々とコメントなども書ける
  • Scrapbox では、Google アカウントによるログインができ、ある程度の権限管理も出来る

また、Scrapbox では、

  • Scrapbox は Gyazo を運営している Nota 社がしており、基本的には落ちている事がない
  • Scrapbox では、データとコメントなどのコミュニケーションが一まとめに出来る

という利点もあります。

しかしながら、とは言え Scrapbox をデータ Wiki として実用する上でまったく欠点は無いか、 と問われると下記の様な欠点もあるかと思います:

  • Scrapbox では、すべてのページに含まれているデータを一括で取得する方法が無い
  • Scrapbox では、入出力の Validation をサーバサイドで行う方法はない
  • Scrapbox の API は、未だ完全には仕様が固まり切っておらず、仕様変更が発生し得る

そのため、もしデータ Wiki を活用するアプリケーション等を実装する場合には、 Scrapbox では上記の欠点が有るという事を理解して利用する必要があるかと思います。

ただし、それらの欠点については、

  1. Scrapbox の Slack Incoming WebHook 経由で任意のサーバにデータ取得させる
  2. 取得したデータを Validation し、 Valid なデータのみを1つにまとめる
  3. そして、1つにまとめられたデータを実際のスクリプトなどで利用する

と言う手順で、 割と何とかなる のでは? と私は考えています。

以上

と言った様な感じで、私個人としては、

Scrapbox を データ Wiki として使うの、アリなんじゃない?

と思っています。

ただし、今回の話はあくまで 公開された Scrapbox での話であって、 非公開 の Scrapbox では今回の様な利用は若干ハードルが有るとも感じています。

と言うのも、2018年10月現在の Scrapbox では、

非公開の Scrapbox から API Token などを使ってデータを取得する

と言う様な公式 API は未だ提供されていないため、

非公開をベースとした Scrapbox の データ Wiki 利用は不向き

と言えるのではないか、と思っています。


ちなみに。

今回の話をした様に個人的にはかなりオススメな Scrapbox ですが、 利用料金の方もちゃんと設定されていて、2018年10月現在の現状だと利用料金は下記の様な感じです:

  • 公開 Scrapbox の利用は無料
  • 非公開の Scrapbox 商用利用は、1アカウント毎に ¥1,000
  • それとオンプレ版の Scrapbox もあります。ただし価格は非公開

という感じっぽいです。

この辺り、他の情報共有サービスと比べると、非公開での利用はちょっとだけ値段が張るかな? と若干思ったりもしますが、それでも Scrapbox は大変良いサービスだと個人的にはオススメかなぁと思っています。